ブラックカーボン(Black Carbon)
ぶらっくかーぼん
ブラックカーボンとは、煤等に含まれている黒色の小さな粒子状の物質のことです。何かものを燃やした時に、黒色の煙が発生する場合があります。これは不完全燃焼(酸素不足等)によって発生したブラックカーボンが含まれているからです。
ブラックカーボンはその名の通り黒いため、太陽光をたくさん吸収します。そのブラックカーボンにより、大気中では雲の形成や降雨のパターンが変化したり、氷雪圏では雪や氷の融解が促進されるなど、地球温暖化に影響を及ぼします。
ブラックカーボンの多くは、エンジンやボイラーでの不完全燃焼や廃棄物の野焼き等により発生していることが報告されています。
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国立環境研究所ホームページ
短寿命気候汚染物質
この記事は
DOWAエコシステム 環境ソリューション室
森田 が担当しました