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キャンプへの道 その3 家族ぐるみ編

あっという間に8月が終わり、子どもはしぶしぶ学校に行きました。
真夏のキャンプは暑くて大変なので、これからの季節はキャンプシーズンです。

最近は、友達家族と一緒にキャンプに行く機会が増えました。
娘に「キャンプに行く」と言うとテンションが下がりますが、友達の家族と一緒にキャンプに行くことに対しては、ネガティブな反応をしないためです。

ただ、「家族ぐるみでキャンプ」というのは、大人にとってかなりハードルが高いイベントです。

(個人的)難易度ランキング

公園遊び>一緒に食事>一緒にお出かけ>>ホテル泊>旅館泊>キャンプ(食材セット)>>キャンプ(自炊)

まず、子どもどうしが遊んでいるからと言って、母親どうしが仲良くなれるかは全く別の話です。

公園で遊んでいるのを見守るだけでも、安全に対しての考え方やマナー(どういう行動を良しとして、どういうことは制止するか)、お友達に対する態度、トラブルがあった時など、自分がどう対応するか、子どもに対してどう接するか、そういった判断基準や価値観が似ていないと、一緒に行動するとストレスを感じてしまいます。

子どもが小さい頃は、お菓子をどのあたりまで解禁しているかも気を遣うポイントでした。チョコレートは小さいころは食べさせない、という家庭は結構あります。我が家も、長女はチョコレートもアイスも3才くらいまで食べさせませんでしたが、次女は長女が食べているのを見て欲しがるので、1才くらいから食べていました。

なので、公園で遊んでいて休憩の際に、お友達にお菓子をすすめると、「あ、うちまだチョコレート解禁していないんで」と言われ、チョコレートという存在を知らしめてしまったことに罪悪感を感じてしまったりもしました。

一緒にご飯を食べるとなると、偏食をどこまで許容するか、食事中のマナーや行動などに対して、どう対処しているかが気になります。

マナーや行動は、子どもの発達の状況や性格にもよってできることに差があるので、ここまではOK、これはダメという線引きが、家庭によって異なります。本来は、異なっていていいのですが、自分の子供には嫌いなものは残していいよと言っているのに、お友達は「残さず食べる」ことが求められている場合、気まずい雰囲気となります。

ということで、母親同士の価値観が似ている(教育方針が近い)事に加えて、同じような発達の状態にいるお子さんと仲良くする事が多くなります。

さらに泊まるとなると、母親だけでなく父親も一緒に過ごすこととなり、複雑性が2の2乗に増えます。子どもの希望、お母さんの判断とお父さんの判断が異なることもあり、それにこちらの希望を踏まえて、どうするか相談して決めていかないといけません。全部決めてもらっていいですよ、と言いたくなりますが、言いなりになることは健全な関係ではないでしょうから、相談して決めていくべきものと思われます。

ただ会社に長く勤めていると、迷った時は上席者に意見を求めることに慣れてしまっているので、フラットな関係の中で空気を読みながら相談をして意思決定していくプロセスに気苦労を感じてしまいます。

さらに、さらに、キャンプで自炊するとなると、献立を決めなければなりません。
何品作るか、どこまで手の込んだ料理を作るか、インスタント食品はオッケーかなど、価値観の違いと、料理のスキルの違いが露見します。

うちの家族だけでキャンプに行くと、朝はパン、昼は素うどん、夜はバーベキュー、といった献立になりますが、普段からお料理をしている家庭だと、朝はパンにスクランブルエッグにヨーグルトとフルーツ、昼も素うどんではなく、肉うどんに野菜炒めとスープ、夜もバーベキューだけでなく、ダッチオーブンでローストチキンを作ったり、カレーライスはルーではなくスパイスを調合して作ったり、デザートにゼリーを作ったりと、とても手の込んだメニューになったりします。

何度か一緒に行くと、どんな感じかが分かってくるのですが、お互いの感覚を共有するまでは、お互いに、これは手抜きだと思う?許容範囲?これだと品数が少ない?この食材はどう思う?など様子を伺いながら献立を決めていくので、かなりの大仕事です。

因みに最近よく行くのは、富士山こどもの国にあるキャンプ場です。

キャンプ場だけでなく、パオを利用することもできますので、テントを持っていない方でも気軽に泊まれます。

キャンプサイトは、駐車場からリアカーに荷物を積んで5分くらい運ばないといけないのですが、キャンプ場の前には草原の遊び場が広がっていて、とても気持ちがいいのです。


ヤギ散歩や乗馬体験もできます。
ヤギ散歩は、のどかなものではなく、あっちの草が食べたい!というヤギに引っ張られ連れまわされるという散歩なのですが、動物の力強さを体験できるのが楽しいです。

富士山こどもの国は標高が高いので、夏でも過ごしやすいキャンプ場です。日中は暑いですが、暑くて眠れないという事はありません。

7月のキャンプで、ワンポールテントを割と上手に立てられました。
フライシート(外側のシート)のサイズに対して、インナーテント(蚊帳みたいな内側に設置するテント)の高さが低く、インナーテントが浮き上がってしまったり、インナーテントに合わせてテントの高さを低くして設営すると形がゆがんでしまっていたので、インナーテントをつるす紐に布テープを縫い足して長くしたら、いい感じになりました。
白いテントは見た目はきれいですが、汚れが目立ちます(わかっていたことですが)。

他にも、国立公園でラフティングやカヌーなどを体験できたりもするので、アウトドアに出かけてみるのもおススメです。

(参考)国立公園ならではの体験をしよう!(環境省)


上田 この記事は
DOWAエコシステム 環境ソリューション室
上田 が担当しました

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