海洋プラスチック
9月の週末に、西伊豆に遊びに行きました。
幸いお天気に恵まれ、海水温も高めで、海に入って遊ぶことができました。
■SUPに思うこと
SUPを教えてもらい、子供をそれぞれ乗せていると子供も慣れてきて、子供2人で漕ぎ出していきました。子供の独り立ちを見送った気分になり、少し寂しい気持ちになりました。
SUPのボードはとても安定していたので、次は波があるところでやってみたいと思いました。SUPはボードの上に立つため重心が高く、波があるとバランスを取るのが大変だそうですが、それを体験してみたいと思いました。
■海で見つけたもの
砂浜で子供たちは、貝殻を探していました。
私は、思わず漂流ごみが気になってしまいます。
何か見える、、、と思って掘り出したら、ビニール袋でした。
掘り出した袋は他にも
あ、紐だ!と思って引っ張ってみると、砂の中からかたまりが出てきました。
紐はちぎれながら、草や枝に紛れていました。
草かな?と思うとプラスチックで、逆にプラスチックかな?と思って引っ張ると草だったこともありました。
■海ごみを集めてみると
落ちていたごみを集めてみました。
ペットボトルのキャップ、袋類、たばこのフィルター、その他、ライターや洗濯ばさみや何だったのか分からないものなど、プラスチックはあちこちで使われているんだなと実感しました。
海ごみの調査をしようと思ったわけではなく、子供が遊んでいる間に気になったごみを集めていたので、数などは数えていませんが、埋まっているものがあったり、草だと思ったら紐だったり、石だと思ったらプラスチックだったりと、少し目についたものを集め始めたところ、集めても集めても見つかって終りが見えませんでした。
ちなみにEUのプラスチック規制では、たばこのフィルターや綿棒の棒も対象になっています。タバコのフィルターまで対象にするのかと思っていましたが、今回海ごみを拾ってみると煙草のフィルターが散見されました。
今回私が遊びに行った砂浜は遠目に見るとごみが目立つことはありませんでしたが、砂浜を歩くと、ここにも、あ、そっちにもとプラスチックごみがありました。この海ごみの量が多いのか少ないのか私には分かりませんが、貝殻よりも海洋ごみの方が多いのは確かでした。
【参考】
環境省ホームページ
国連環境総会(UNEA)におけるプラスチック汚染に関する決議について
DOWAエコジャーナル
「海洋プラスチックごみ対策アクションプラン」が策定されました
プラスチック資源循環や海洋プラスチックごみ対策について
»次の記事海洋プラスチックごみ その2
この記事は
DOWAエコシステム 環境ソリューション室
上田 が担当しました