DOWAエコジャーナル

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運搬中の漏洩対策は何をすればよいですか?

Q:廃棄物の運搬中の漏洩対策として、何を実施すればよいですか?

A:

排出事業者の皆様には、搬出前の容器の状態を確認し、漏洩のおそれが無いかをご確認いただいています。
収集運搬業者は荷台上での容器の固定や、ローリー吸引口のキャップの装着などを徹底しています。また、万が一容器から廃棄物が漏洩した場合に道路へ飛散させないように、DOWAエコシステムグループは漏洩防止シートを用いて漏洩対策をしています。

■排出事業者に実施いただくこと

漏洩対策として一番重要なことは、容器から漏洩させないことです。そのため、排出事業者の皆様には搬出前の容器の状態の確認をお願いしています。
容器の種類によっても注意する点が異なりますので、ぜひ過去の記事もご参照ください。

廃棄物をドラム缶に入れて排出する際、ドラム缶の種類は気にしなくてもよいですか?
廃棄物を入れたドラム缶が膨張しているのですが、このまま搬出していいですか?
廃棄物を入れた一斗缶に穴が開いていました。ガムテープでふさいで排出してもいいですか?
廃棄物を入れたドラム缶が汚れているのですが、問題ありますか?

■運搬業者の漏洩対策

収集運搬業者が実施する対策としては、例えば、容器を荷台の上で固定したり、ローリーの吸引口からの漏洩を防止するためのキャップの装着、また、ホース等の消耗品の劣化による漏洩を防止するために、定期的な交換などを実施しています。

■漏洩防止シートについて

ドラム缶やポリ缶等を運ぶ場合、万が一容器から廃棄物が漏洩したら、トラックの荷台から路上に漏洩してしまう可能性があります。それを防ぐため、当社では防水性の素材で作った漏洩防止シートを荷台に敷いています(下記写真の通り)。

当社が手配し、処理工場へ運搬いただいている外部の収集運搬業者も、この漏洩防止シートを使用しています。そして、装着を徹底するために漏洩防止シートの仕様や使用方法を定期的に共有しています。


この記事は
DOWAエコシステム 環境ソリューション室
後藤 が担当しました

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