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モンゴル・ウランバートルと郊外のごみ箱事情、そして発電所。(その2)

■ウランバートル郊外・サービスエリアのごみ箱事情

ウランバートルからの移動手段は基本的に車なので、幹線道路沿いのサービスエリアには多くの人が訪れます。ここからはウランバートル郊外のごみ箱事情です。

幹線道路沿いのサービスエリア
ここでは分別の表示は見当たりません。

観光地近くのサービスエリア
モンゴルにとって観光業は主要産業の一つで、海外からの観光客も多く訪れます。
それを象徴していたのがこちら。中国語での分別表記があります。ごみもおおよそ分別されているように見えました。

当たり前のことですが、ごみを捨てるのはその場を訪れる人ですので、ごみ箱はその場所に訪れる人に伝わるように設置することが重要なのだと、改めて感じました。

■モンゴルの発電事情

幹線道路沿いにあり、マンションとの距離が非常に近いです。

車移動中の窓から、復水器が間近に見えるほどすごい迫力でした

ウランバートルでは人口増大が加速しており、依然として電力や熱源が不足しているとのことですが、先日、以下ニュースがリリースされていました。今後の動向もチェックしようと思います。

2024年12月12日、国営モンツァメ通信社

来年からウランバートル市のエネルギー分野で分散型熱供給源の設置、第5火力発電所の建設、そしてゴミ焼却によりエネルギーを生産する施設の建設が始まる。

ガスをエネルギー源とする4つの火力発電所:

  1. 「ザイサン」火力発電所(28MW)
  2. 「イフ・ザサグ」火力発電所(50MW)
  3. 「公園」火力発電所(70MW)
  4. 「ドゥンジンガラブ」火力発電所(84MW)

新技術を活用した固形燃料をエネルギー源とする5つの火力発電所:

  1. 「モリンギーン・ダワー」火力発電所(21MW)
  2. 「青少年」火力発電所(93MW)
  3. 「ヤールマグ」火力発電所(93MW)
  4. 「デンジーン・ミャンガ」火力発電所(93MW)
  5. 「シャルハド」火力発電所(121MW)

■おまけ

2021年から利用開始されたチンギスハーン国際空港はモンゴル第二の国際空港です。円借款で建設され三菱商事株式会社が運営するなど、日本になじみのある空港です。

読んでいただきありがとうございました。興味を持っていただけた方は、この機にモンゴルを訪れてみてはいかがでしょうか。


毛利 この記事は
DOWAエコシステム 企画室
毛利 が担当しました

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