大きい声の意見が通る その2
2018年1月に、「大きい声の意見が通る」を書いてから、約1年。その後、状況は変わらないのか、変わったのかについて、観察結果としてまとめます。
正確には、家にあるおもちゃや絵本は個人に帰属させていないため、「姉の」おもちゃや、「妹の」ぬいぐるみ、というものは存在しないので、「自分のもの」というよりは、「今遊びたい」おもちゃ、「今、持っていたい」ぬいぐるみ、という表現の方が適しているのですが、姉妹2人の間で、「隣の芝は青い」現象が代わるがわる起き、常に人が持っているものが良く見えて、自分が遊びたくなるので、もめ事は絶えません。
1. 妹は、主張上手
生まれた時から、大きな声で主張しないといけない状況だったからか、主張するのが身に付いています。
パターン①:姉「かーしーて」 妹「むんっ(やだ)」
パターン②:妹が姉の気配を感じて所有権を主張する
パターン③:妹が姉のものを取る、姉「ぎゃー!」 妹「うぎゃ-」(姉を噛んじゃうことも)
2. 姉も泣く
上のパターン③が該当します。姉6才、妹2才。倍以上も年が離れているんだから、という事情は関係なく、姉もギャン泣きします。(私も娘と年が数倍~数十倍離れていますが、子供っぽい喧嘩や言い合いをしたりするので、人の事は言えませんが・・・(汗))
3. 妹の声はどんどん大きく
主張する声は、体が成長するとともに、大きくなっています。
4. 姉の声も大きく
これが、一番の変化です。
引っ込み思案な私に似て(←突っ込んでもいい所です(笑))、気持ちを言葉で表すのが苦手な事もあり、嫌な事があっても言わずに飲み込む傾向にあった姉。
それが、いまや、気に入らない事があれば、大きな声で泣くようになりました!(拍手)
子供と相対していると、「そんなに泣くほどの事じゃないでしょうよ」と思いますが、自分の感情を表現する、という観点からは大きな進歩だと思っています。
5. 姉「一人っ子が良かった」
しかしながら、感情を表せるようになって良かったと思っているのは、私くらいの様で、姉は「一人っ子っが良かった」と言い始めました。なぜなら、ものを取り合う事も、ママを取り合う事も、何かを邪魔されることもないから、だそうです。確かに。
一人っ子だった私は、「一人っ子でも、親とか誰かと取り合いになる事もあるんだよ」「今から練習しておかないと、大きくなってから、取り合う事になった時に、困っちゃうんだよ」と取りつくろいましたが、子供の心には響きませんでした。
6. とはいえ、二人でじゃれあって楽しそう
二人でじゃれあって笑い転げていたり、一緒に覗き込んでいたりすると、ほっとするとともに、姉妹という関係性にさらに興味を惹かれる今日この頃です。
この記事は
DOWAエコシステム 環境ソリューション室
上田 が担当しました