熊本県宇城市にリサイクル事業拠点を新設～九州地区における環境・リサイクル事業を拡充～
DOWAエコシステム（株）（東京都千代田区 社長：矢内 康晴）は、九州地区における環境・リサイクル事業のさらなる拡充に向け、熊本県宇城市に新たに事業用地を取得し、リサイクル事業拠点（以下「熊本新工場」）を新設することを決定しました。なお、熊本新工場の建設に先立ち、本日、熊本県の立ち会いの下で宇城市と企業立地協定を締結しました。
九州地区におけるDOWAの環境・リサイクル事業拠点
熊本新工場においては、DOWAエコシステム（株）の子会社のアクトビーリサイクリング（株）（熊本県水俣市 代表取締役常務：土田 錠 以下、アクトビー）の分工場の建設から開始します。アクトビー分工場では、家電4品目由来の非鉄金属・プラスチックの単一素材化や小型家電リサイクル、RPF（固形燃料）製造などを行います。また、熊本新工場においては、将来的に、九州地区に集積が見込まれる半導体産業を主な顧客とした貴金属リサイクルや、大量排出が見込まれるリチウムイオン電池、太陽光パネルのリサイクルなど、DOWAエコシステム（株）による事業展開も検討していきます。
当社グループは2005年度にアクトビーの買収により九州地区へ環境・リサイクル事業で本格進出し、非鉄金属・プラスチックの高付加価値化やRPF（固形燃料）製造などを通じて事業拡大を図ってきました。今回の熊本新工場の設立を契機として、アクトビーのさらなる事業拡大を図るとともに、九州地区における環境・リサイクル事業の拡充に向け、新規事業展開の検討も進めていきます。今後も引き続き、国内外における環境・リサイクル事業の強化を通じて、持続可能な社会の構築に貢献していきます。
■熊本新工場の概要
アクトビー分工場の完成予想図
| 所在地 | 熊本県宇城市松橋町萩尾地内 |
|---|---|
| 敷地面積 | 約10万m2（開発面積） 約6.8万m2（有効面積） |
| 建屋面積 | 約6千m2（アクトビー分工場） |
| 着工時期 | 2023年8月 |
| 稼働開始時期 | 2025年春頃 |
| 投資金額 | 約50億円 |
| 新規雇用人数 | 約20名（操業開始時点） |
■DOWAエコシステム（株）会社概要
| 本社 | 東京都千代田区外神田四丁目14番1号 |
|---|---|
| 設立 | 2006年10月 |
| 資本金 | 10億円 |
| 代表者 | 代表取締役社長 矢内 康晴 |
| 従業員数 | 約2,700名（DOWAエコシステム連結、2023年3月末時点） |
| 株主 | DOWAホールディングス（株） 100％ |
| 業務内容 | 環境・リサイクル事業（資源リサイクル、廃棄物処理、土壌浄化、物流、コンサルティング） |
■アクトビーリサイクリング（株）会社概要
| 本社 | 熊本県水俣市塩浜町278番地6 |
|---|---|
| 設立 | 1999年12月 |
| 資本金 | 2億円 |
| 代表者 | 代表取締役常務 土田 錠 |
| 従業員数 | 120名（2023年3月末時点） |
| 株主 | DOWAエコシステム（株）60％、福岡商事（株）10％、熊本中央信用金庫5％、日立グローバルライフソリューションズ（株）5％、三菱電機（株）5％、シャープ（株）5％、ソニー（株）5％、（株）富士通ゼネラル5％ |
| 業務内容 | 家電4品目（テレビ・冷蔵庫・洗濯機・エアコン）の再商品化事業、小型家電リサイクル事業、PC・OA機器のリサイクル事業、RPF（固形燃料）製造事業 |
ニュースリリース
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