気候変動適応計画(骨子案)に対するパブリックコメントが実施されています
温室効果ガスの排出量を減らす努力(緩和策)に加えて、すでに生じている、又は将来予測される気候変動の影響による被害を防止、又は軽減するために「適応」への取組を推進することが重要となってきています。
(出典)「気候変動と適応」気候変動適応情報プラットフォームポータルサイト
1. 背景
気候変動適応法(平成30年法律第50号)第7条の規定に基づき、平成30年11月に「気候変動適応計画」が閣議決定されました。
令和2年12月には、同法に基づく初めての気候変動影響の総合的な評価に関する報告書となる「気候変動影響評価報告書」が公表されました。
この報告書を踏まえて、令和3年度に気候変動適応計画の改定を行う予定とされており、今般、適応策の基本的考え方等をまとめた「気候変動適応計画(骨子案)」が作成されました。
2. 意見募集の対象
気候変動適応計画(骨子案)目次より一部抜粋
第1章 気候変動適応に関する施策の基本的方向
- 目標
- 計画期間
- 関係者の基本的役割
(国、地方公共団体、事業者、国民、国立環境研究所)- 基本戦略
- 気候変動適応計画の進捗の管理・評価
第2章 気候変動適応に関する分野別施策
- 農業、林業、水産業、農業、林業、水産業
- 水環境・水資源
- 自然生態系
- 自然災害・沿岸域
- 健康
- 産業・経済活動
- 国民生活・都市生活
第3章 気候変動適応に関する基盤的施策
第2章では分野別に、現在の状況・将来予測される影響・適応策の基本的考え方について記述されていますので、理解しやすいと思います。
3. 意見募集期間
令和3年8月30日(月)から9月28日(火)まで
詳しくは、環境省ホームページをご確認下さい。
気候変動適応計画(骨子案)に対する意見募集(パブリックコメント)について[令和3年8月30日]