「プラスチック資源循環戦略」に関する答申
第4次循環型社会形成推進基本計画(2018年6月19日閣議決定)において策定することとされている「プラスチック資源循環戦略」の在り方について、中央環境審議会循環型社会部会「プラスチック資源循環戦略小委員会」にて、2018年8月から審議されてきました。2018年11月から12月に行われたパブリックコメントを踏まえ、答申が取りまとめられました。
1. 戦略策定の背景
- 廃プラスチックの有効利用率の低さや、海洋プラスチック等による環境汚染が世界的課題となっています。
- 日本は国内で適正処理・3Rを率先し、国際貢献も実施している一方で、1人当たりの容器包装廃棄量は世界で2番目に多く、アジア各国で廃プラスチックの輸入規制が行われている等、課題を抱えています。
2. 重点戦略とマイルストーン
基本原則:「3R+Renewable(※)」
(※)Renewable:バイオマスプラスチックもしくはバイオプラスチックなどの再生可能資源
出所:プラスチック資源循環戦略の在り方について(概要)(環境省)
3. 今後
今回の答申を受け、2019年6月に開催されるG20までにプラスチック資源循環戦略が策定される予定です。
詳しくは環境省ホームページをご確認ください。
プラスチック資源循環戦略に関する中央環境審議会の答申について
プラスチック資源循環戦略(案)に対する意見募集(パブリックコメント)の結果について
プラスチック資源循環戦略小委員会
この記事は
エコシステムジャパン株式会社 営業企画部
堀岡 が担当しました