プラスチック資源循環戦略(案)のパブリックコメントが実施されています。
1. 背景
2018年6月19日に、第4次循環型社会形成推進基本計画が閣議決定されました。
第4次循環基本計画を踏まえて、プラスチックの資源循環を総合的に推進するための戦略のあり方について、中央環境審議会循環型社会部会プラスチック資源循環戦略小委員会において審議が進められ、「プラスチック資源循環戦略(案)」として中間整理されました。
2. パブリックコメントの対象
3. 「プラスチック資源循環戦略(案)」の概要
出所:環境省ホームページ「プラスチックを取り巻く国内外の状況<参考資料集>」
「プラスチック資源循環戦略(案)」目次
1.はじめに −背景・ねらい−
2.基本原則 −3R +Renewable(持続可能な資源)−
3.重点戦略 −実効的な①資源循環、②海洋プラ対策、③国際展開、④基盤整備−
(1) プラスチック資源循環
(2) 海洋プラスチック対策
(3) 国際展開
(4) 基盤整備
4.おわりに −今後の戦略展開−
4. 意見募集期間
平成30年11月19日(月)~平成30年12月28日(金)
詳しくは、環境省ホームページをご覧ください。
プラスチック資源循環戦略(案)に対する意見の募集(パブリックコメント)について
参考資料として掲載されている、
「プラスチックを取り巻く国内外の状況<参考資料集>」には、国際動向、各国の取組、企業の取組、日本の制度等が包括的にまとめられていて、とても参考になります。
データ | 世界のプラスチック生産量及び廃棄量 マイクロプラスチックの世界分布、海洋プラスチック問題の現状 |
---|---|
UNEP | 国際資源パネル報告書、Single-use plastics |
国連(UN) | SDGs |
OECD | 拡大生産者責任ガイダンス、拡大生産者責任ガイドライン、再生プラスチック市場のレビュー |
エレンマッカーサー財団 | The New Plastics Econom |
EU | サーキュラーエコノミー・パッケージ、EUプラスチック戦略、使い捨てプラスチック等に関する規制、欧州各国のプラスチックのリサイクル率 |
国際動向 | G7 富山物質循環フレームワーク、国連海洋会議、カナダシャルルボワG7 海洋プラスチック憲章 |
民間 | グローバル企業の取組 マイクロプラスチックの世界分布、海洋プラスチック問題の現状 |
日本の取組 | 国内企業の取組、日本の各種制度 |
【参考ホームページ】
環境省ホームページ
プラスチック資源循環戦略小委員会
この記事は
DOWAエコシステム 環境ソリューション室
上田 が担当しました