サイト紹介:初心者でもわかる!マイクロプラスチック研究・TCFDにおける物理的リスクへの取組に向けて
1. 初心者でもわかる!マイクロプラスチック研究(国立環境研究所)
[出典]国立環境研究所YouTubeチャンネル
初心者でもわかる!マイクロプラスチック研究〜もっと細かいナノプラはどうやって測るの?
マイクロプラスチックはどうして発生するのか、世界中にどれくらい存在しているのか、どうやって測るのか…マイクロプラスチックよりもさらに細かなナノプラスチックの最新の研究成果も含めて、プラスチック研究の最前線が解説されています。
- マイクロプラスチックって何?
- マイクロプラスチックの量はどのくらい?
- マイクロプラスチックの数と大きさを調べる
- マイクロプラスチックの種類を調べる
- もっと小さいナノプラスチックの分析方法
- 未来のナノプラスチック標準物質の開発・幅広いごみ問題について知る情報誌「環環」の紹介
2. TCFDにおける物理的リスクへの取組
活用可能な科学的知見や政府による関連する取組動向、そして民間事業者によるTCFDへの取組事例を通じて、民間事業者による適応に関する取組の促進につなげることを目的として2021年10月22日に開催された、「第4回 民間事業者による気候変動適応推進シンポジウム― TCFDにおける物理的リスクへの取組に向けて ―」の動画と資料を見る事が出来ます。
TCFD:気候関連財務情報開示タスクフォース(Task Force on Climate-related Financial Disclosures )
TCFDは、企業等に対し、気候変動関連リスク及び機会に関して、ガバナンス、戦略、リスク管理、指標と目標について開示することを推奨しています。
(参考)TCFDとは(気候変動適応情報プラットフォームHP)
[出典]気候変動適応情報プラットフォームホームページ
第4回 民間事業者による気候変動適応推進シンポジウム― TCFDにおける物理的リスクへの取組に向けて ―
■プログラム
【第1部:気候変動影響・適応に関する最新の科学的知見】
講演1 | 気候変動影響と企業の適応 | 環境省 地球環境局 |
---|---|---|
講演2 | 気候データがつくる持続可能な未来について | 文部科学省 研究開発局 |
講演3 | 国環研が発信する気候変動適応のための科学的知見 | 国立環境研究所 気候変動適応センター |
【第2部:TCFDに関連する国の取組動向】
講演4 | TCFDに関する動向と経済産業省の取組 | 経済産業省 産業技術環境局 |
---|---|---|
講演5 | 不動産分野 TCFD 対応ガイダンスの概要について | 国土交通省 不動産・建設経済局 |
講演6 | 食料・農林水産業の気候関連リスク・機会に関する情報開示入門(TCFD手引書)の概要について | 農林水産省 大臣官房 環境バイオマス政策課 |
講演7 | 脱炭素経営の支援 | 環境省 地球環境局 |
【第3部:民間企業によるTCFD取組の事例】
講演8 | キリングループのTCFDシナリオ分析と環境戦略 | キリンホールディングス株式会社 |
---|---|---|
講演9 | JR東日本におけるTCFD提言の取組み | 東日本旅客鉄道株式会社 |
講演10 | SMBCグループにおけるTCFD提言の取組について | 株式会社三井住友フィナンシャルグループ |
気候変動適応情報プラットフォームでは、「気候リスク管理」に関する取組事例が公開されています。
気候リスク管理の事例:国内編 | 事業者の適応 | 気候変動適応情報プラットフォーム(A-PLAT) (nies.go.jp)
3. 「公平で速やかな都市の脱炭素化に向けた課題」
[出典] 国立環境研究所YouTubeチャンネル
【脱炭素化の公平な実現に向けて】“正義”の観点や、NGOなど各主体の取組みを専門家が解説&トーク
書籍『都市の脱炭素化』の執筆者らが集まり、内容を解説&参加者からの質問に答えるウェビナーが開催され、動画が公開されています。「公平で速やかな都市の脱炭素化に向けた課題」をテーマに、専門家が最新知見を共有し、皆さんと一緒に考えました。
■プログラム
- 都市の中の太陽光―導入拡大に向けた法的・制度的課題(自然エネルギー財団 工藤美香)
- 公平なエネルギー転換:気候正義とエネルギー正義の観点から(京都大学 宇佐美誠)
- 脱炭素都市・地域づくりに向けたNGO の取り組み(気候ネットワーク 豊田陽介)
- 資源ネクサスと行政計画京都市のケースを中心として(兵庫県立大学 増原直樹)
- 地熱エネルギーの活用(九州大学 分山達也)
この記事は
DOWAエコシステム 環境ソリューション室
上田 が担当しました