タイと日本の違い
海外研修プログラムとして、タイにあるESBECという管理型の最終処分場を有した廃棄物処理会社にて2週間現地の方と一緒に活動しました。
2週間という短い時間でしたが、現地で感じた「職場の雰囲気や現地社員の働き方に関する日本との違い」について紹介します。
【1】女性が活躍
ESBECは、私がいる日本の工場よりもリーダークラスに女性社員が多いです(13部署中6部署と約半数!)。
タイでは、男性よりも女性の方が意見をどんどん発言します。会議では、率先して発言することが多く、「私は、こう思う。あなたはどうですか?」と会議をどんどん回していました。沈黙の時間は、ほとんどなく非常に活気が溢れた意見交換をすることができました。
【2】社交的
気遣いのできる社交的な方が多いと思います。
仕事中は、資料の準備や場内の説明、グループメンバーの紹介など、様々な気遣いをして頂けました。
デスクワーク中には「コーヒー飲みますか?甘いもの食べますか?」と声掛けしていただけましたし、昼ごはんの時は「その麺には辛さを足した方がおいしいよ」とおススメの食べ方も伝授してもらえました。
【3】お菓子・フルーツ
タイの方は、お菓子やフルーツが大好きでした。
朝、会社に行くとコーヒーを淹れてくれたのですが、それと一緒にお菓子も持ってきてくれました。もちろん私にだけではなく、同僚にも配っていました。デスク周辺に限らず、休憩スペースにもお菓子が置いてありました。小さな話し合いの場でも、ぼりぼり、何か食べている事もありました。
ちなみにタイに行ってみて、お気に入りになったフルーツがリュウガンという木の実で、ライチのような食感で甘いフルーツです。現地社員の方が、自分の家から採ってきたものを、なぜか私にだけ大量にくれました。
理由を聞いたところ、動脈硬化や糖尿病の予防にいいのよと、とびっきりのタイスマイルで言われました。私の見た目で判断されたようです(笑)。
最後に、タイの工場にはいつも笑顔が溢れていて、「微笑みの国タイ」というのも頷けました。
この記事は
エコシステムリサイクリング株式会社 西日本
笠木 が担当しました