土壌汚染対策法の特定物質が改正されます
土壌汚染対策法施行令の一部を改正する政令が2018年9月28日に公布され、シス-1・2-ジクロロエチレンに代わり、1・2-ジクロロエチレンが特定有害物質として指定されました。施行日は2019年4月1日です。
【1】概要
土壌汚染対策法における特定有害物質に「トランス-1・2-ジクロロエチレン」が追加され、現行の「シス-1・2-ジクロロエチレン」とあわせた「1・2-ジクロロエチレン」として指定するため、特定有害物質を定める土壌汚染対策法施行令が改正されました。
基準の種類 | 現行 | 改正後 |
---|---|---|
汚染状況に関する基準 土壌溶出量基準 |
シス-1・2-ジクロロエチレンとして 0.04mg/L |
1・2-ジクロロエチレン(シス体とトランス体の和)として 0.04mg/L |
地下水基準 | シス-1・2-ジクロロエチレンとして 0.04mg/L |
1・2-ジクロロエチレン(シス体とトランス体の和)として 0.04mg/L |
第2溶出量基準 | シス-1・2-ジクロロエチレンとして 0.4mg/L |
1・2-ジクロロエチレン(シス体とトランス体の和)として 0.4mg/L |
【2】施行日
2019年4月1日
詳しくは、環境省ホームページをご確認ください。
「土壌汚染対策法施行令の一部を改正する政令」等の閣議決定について
この記事は
DOWAエコシステム 環境ソリューション室
上田 が担当しました