DOWAエコジャーナル

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人生初の釣り

皆さん、釣りはしていますか?
「釣りが趣味です」という人も多いと思いますが、私はこれまでしたことがありませんでした。

しかしひょんなことから機会があり、人生初の釣りに行くことになりました。場所は千葉県の木更津市。会社の釣り好き3名の先輩方に同行する形での参加でした。

メンバーに出発時刻などを確認すると、
「当日は朝4:00発の渡し船に乗るから、朝2:30に津田沼集合でよろしく!車で迎えに行くよ!」とのこと。
私は釣りというと、川や海のほとりでするイメージでしたが、今回は船で沖合の堤防まで行くようです。

それにしても、朝4:00に出航というスケジュールは理解できますが、朝2:30(というか夜?)にJR津田沼駅へはどうやって行くのだろうかという疑問が頭から離れません。とりあえず終電前に津田沼へ行き、ネットカフェで待機することにしました。初めての釣りにしては本格的です。

なお、朝2:15には先輩から「駅前で待機してるから合流しよう」という連絡がありました。先輩が何時に寝て、何時に起きたのかは不明です。
朝4:00になり、木更津港から船が出航しました。10分くらいで堤防に着き、「早速釣りをするぞ!」と思ったのですが、1つ問題が発生しました。

写真:堤防到着当初の様子

真っ暗すぎて周りが見えず、明かりを付けても足元がおぼつかず、動くのも怖い状況。堤防は案外狭く、足を踏み外したら海へ転落という恐怖で震えました。少しだけ明るくなるのを待ち、改めて釣りがスタートしました。

こんなに早朝から始めるには理由があり、日の出前は魚が良く釣れる時間帯だからです。釣り用語ではこの時間帯を「朝マズメ」と言うそうです。

釣りの経験者に手取り足取り教えてもらいながら、まずは疑似餌を使ったルアー釣りからスタート。

写真:タコ

写真:フグ

「まあ、釣りは長丁場と聞くし、すぐには釣れないだろう…」と思いながらのんびりリールを回していると、開始5分ほどで、初心者である私が最初にヒット!あわてて釣ってみると、釣り糸の先にはタコがいました。

目を丸くしたのは、メンバーで最も経験があるMさん。
「普通は、ルアーでタコは釣れません。びっくりしました」
かかったというより「引っ付いてきた」という感じで釣れたのですが、成果は成果。幸先の良いスタートです。

しかしその後、私はしばらく釣れませんでした。メンバーの1人がフグを釣りあげていました。

しばらくすると、日が昇ってきました。
バックには巨大な製鉄所が見えます。私は製鉄所の景色が好きなので、釣りをしていないタイミングでも景色を楽しむことができました。


写真:海の向こうには製鉄所

写真:アジ

ここで、釣り方を「サビキ釣り」へ変えました。
サビキ釣りは、釣り糸にエサを入れたかごをぶら下げ、寄ってきた魚を釣り糸の側面に付けたハリで釣るという方法です。初心者でも釣りやすいとのことで、早速やってみました。

すると、すぐに何度もヒット。サビキ釣りではハリが複数付いた仕掛けを使うため、一度に2匹、3匹と釣れます。
アジなどが釣れました。

しばらく釣った後、海を眺めながら休憩することにしました。この辺りは全体的には綺麗な海に見えましたが、それでもやはりペットボトルなどのごみが流れてくることがありますし、油が浮いていることもあります。


写真:海に浮かぶペットボトル

写真:カニ

海洋プラスチック問題に思いをはせながら水面を覗いていると、カニがこちらに泳いできました。「カニって、水面を泳ぐものなのか…?」と思いながらも、ともかく捕まえることになりました。

その後、だんだん釣れなくなってきたので、10時の船で戻ることに。

最初は「早朝から昼前まで釣りをするのは長すぎるのでは…」と思っていましたが、いざやってみるとあっという間に時間が過ぎました。沖合堤防での釣りは、周りに人がいるかどうかも分からない状況なので初心者1名で行くとなるとハードルが高いですが、経験者と一緒に行くと楽しめました。また、長時間屋外にいるため、特に夏は日焼け・熱中症対策が必要だと感じました(海の真ん中なので、事前に水や食料の購入は必須です)。

この日は朝も早く、さすがに疲労困憊でしたが、先輩2人は「まだ午前中だからゴルフの打ちっぱなしに行こうぜ!今日は一日が長くて充実するなー!」と言って、元気よくゴルフ練習場に向かっていきました。休日を全力で楽しむ姿勢を見ながら、電車で揺られて帰途に着きました。

もし、私と同じ釣り初心者でご興味のある方がいらっしゃれば、参考になればと思います。


この記事は
DOWAエコシステム 環境ソリューション室
後藤 が担当しました

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