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初めてでもOK!カヤックに乗って最高の景色を見に行こう

(出典)写真AC

関東甲信地方では過去最も早い「梅雨明け」が発表されましたね。

自身の手で漕ぎ進みながら見える水上からの景色が、人々を魅了するカヤック。しかしながら、「やってみたいけど、始め方が分からない」「初心者でも大丈夫?」と思われる方もいるのではないでしょうか。

そこでこの記事では、カヤック体験のはじめ方から海や川、湖などの場所ごとの楽しみ方まで、魅力をたっぷりとお伝えしますので、ぜひ最後までご覧ください。

「カヤック」とは?

(出典)写真AC

そもそもカヤックとは、「パドルを使って漕ぐ小舟」のことで、水を漕ぐブレードが両端についているもの(ダブルブレードパドル)を指します。

舟の形状はデッキが覆われていて、水の侵入を防ぐ形状をしているのが特徴です。パドルが両端についているので機動性にも優れており、一人でも簡単に漕げる、ゆったりとした景色を楽しむのはもちろん、急流下りをアクティブに楽しめるのがカヤックの魅力でもあります。似たようなアクティビティとしてカヌーがありますが、こちらはブレードが片側のみ(シングルブレードパドル)になっているのが特徴です。座席がオープンになっており、荷物を多く積むことができる点がカヤックとは異なります。

一口にカヤックと言っても、海や川、湖など楽しむ場所により呼び方が違うことをご存じですか?
ここからは、フィールド別の楽しみ方について詳しく解説します!

川で楽しむ ”リバーカヤック”

沖縄県比謝川のサンセットリバーカヤック体験(撮影:筆者)

川で楽しむカヤックは、リバーカヤックとも呼ばれます。川の上流ではアクティブでスリリングな急流下りを楽しむことができ、穏やかな中流、下流では景色をゆったりと味わいながら漕ぐことができます。
また、山間の川では新緑や紅葉を鑑賞できたり、場所によってはマングローブ原生林の中を漕ぎ進む探検のような体験もできたりと、幅広い楽しみ方ができるのがリバーカヤックの魅力です。

海で楽しむ ”シーカヤック”

(出典)写真AC

海上で楽しむカヤックはシーカヤックとも呼ばれます。潮風に吹かれながら広大な海を漕ぎ進む爽快感は、他にはない抜群の心地です。海岸付近を漕ぐタイプや離島間を渡るツーリングタイプなど、楽しみ方もさまざまです。
透明度の高い海では、海の生き物が近くで見れることもありますよ。最近では海の中の魚や珊瑚礁を楽しめるよう底が透明なクリアカヤック(スケルトンカヤック)もあり、海の中に浮いているような感覚と絶景を味わうことができます。

湖で楽しむ ”ファンカヤック”

富士五湖の中でも最も透明度の高い本栖湖のファンカヤック体験(撮影:筆者)

湖で楽しむカヤックはファンカヤックと呼ばれ、穏やかな湖面を安定性のある舟で漕ぐため、初心者の方でも安心して楽しむことができます。時には漕ぐのをやめ、風の流れに身を任せてゆったりと湖上に浮かんでみるのも気持ちがいいですよ。リラックスして癒されたい方、初めてで不安な方にぜひおすすめです。

カヤック体験がしたい!申し込み方は?

例えば「今週末、川でカヤックがしたい!」と思い立った時、どのように申し込んだらいいでしょうか?

Webサイトで “川 カヤック体験 おすすめ” と検索すると、全国各地のリバーカヤック体験を開催している場所や会社、体験内容や価格が一覧で分かるサイトに移動することができます。行きたい方面が決まっている場合は、検索ワードに”関東”などの地域名や都道府県名を付け足して検索すると、より具体的に絞ることができますよ。

同じ川でのカヤック体験であっても、1人乗りや2人乗りのプラン、サンセットの時間帯やバーベキュー体験付きのプランなど、内容や価格は大きく変わりますので、それぞれ比較検討をするのも楽しみの一つです。初めて行く場所は口コミなどを見て、イメージを膨らませてみるのもいいですね。

申し込みについては事前予約制のところや当日予約制、その場で申し込むところなど、催行会社によって予約方法が異なるため、事前にホームページで申し込み方法を確認しておきましょう。

体験をする上で注意しなければいけないのが、カヤックは自然を楽しむアクティビティであるため、天候によっては開催されない可能性があることです。雨が降っていなくても強風などの影響で判断されることもあるので、開催不可になったときのパターンを考えて置くなど、予定には余裕をもっておくといいですね。

また、カヤックをするのに必ず必要なものは、濡れてもいい靴と服です。催行会社によってはこれらの貸出しを行っているところもあるので、準備がいるかいらないかをリサーチしておきましょう。真夏のシーズン以外は水辺に出ると思ったよりも冷えますので、季節によっては防水のジャケット等を持っておくと安心です。気温や天気予報などをこまめにチェックして、快適に楽しめる備えをしてから舟に乗りましょう。

(番外編)カヤックとラフティング、SUPの違いって?

ここからは番外編で、カヤックと同じく人気なウォーターアクティビティであるラフティング、SUPについて紹介します。それぞれの違いと魅力についてたっぷりとお伝えしますので、ぜひ参考にしてください!

■スリルと一体感を楽しむ“ラフティング”

(出典)写真AC

ラフティングとは、ラフトと呼ばれるゴムボートに乗り、急流を下るスリリングなウォーターアクティビティです。6~12人乗りの大きなボートで、時にはパドルを漕いですすみます。大きな水しぶきや勢いのある水流を全身で浴びながら川を下る感覚はスリル満点です。よりアクティブに楽しみたい!という方にぜひおすすめです。

■ボード1つでバラエティ豊かに楽しめる“SUP(サップ)”

(出典)写真AC

SUPとは、スタンドアップパドルボード(Stand Up Paddleboard)の略称で、名前の通りボードの上に立ちパドルで水面を漕ぎ進むアクティビティです。比較的穏やかな海上や湖面で行われることが多く、浮力の大きい安定したボードに乗るため初心者でも挑戦しやすいのが嬉しいですね。

楽しみ方がバラエティに富んでいて、非常に奥が深いのがSUPの魅力。漕ぎ進だけではなくボード上で釣りをしたり、ゆったりとヨガをしてリラックスしたり、愛犬と癒しのひと時を過ごしたりと、気持ちの赴くままに楽しむことができます。

まとめ

いかがでしたか?ここまでの記事では、カヤックの楽しみ方と魅力についてご紹介しました。

初心者でも存分に楽しめるカヤックに乗って、大自然を全身で感じてみませんか?

ぜひ気軽にチャレンジして、いつもとは違う景色と感動を味わいに行きましょう!


この記事は
キャンプ大好きな家庭科教師
のえねこ が担当しました

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