雪遊び
今年は、雪が少ないですね。
統計的にはどうなんだろうと思って、国土交通省のホームページを見てみました。
累積積雪量が、平年の40%未満という地点が殆どでびっくりしました(平年比というのは過去30年だそうです)。
私は金沢市出身です。小学生の頃、1月~2月といえば常に雪が積もっていて、校庭の隅には月山という小さな山があって、体育時間にスキーの授業もありました。学校にスキーを持って行くのが大変で、家から学校までスキーを履いて行ったこともあります(除雪されていて雪のない道路を渡るとスキー板が傷つくので、親に見つからないように、こっそりと)。
出所:国土交通省ホームページ「雪の状況」
60日間の平均気温も、平年比で1.5度以上高い地域ばかりです。
気候に揺らぎがあるとはいえ、「雪不足でスキーができない」と毎年言っている気がするので、気温が底上げされてきているのかな、という気になります。
出所:国土交通省ホームページ「天候の状況」
雪不足という事もあり、年末に帰省せずに、2月の連休に札幌の義実家に帰省してきました。
家の庭に、そり用の雪山を作ってくれていました。今年は、札幌も気温が高く、晴れたら溶けてしまうので、雪が積もったら雪山に雪を足して、と何回も雪を足してくれたそうです。
まずは、雪山でそり滑り
順調に滑っているようですが バランスが難しい
「面白いこと考えた!」とフリースタイルで滑る姉(7歳)
3歳児も、まねして滑る
雪山を登りたいけど 最後の傾斜で滑り落ちてくる3歳児
おいしーね
雪だるまー
雪山にトンネルを掘ってもらって、かまくら兼トンネル
私も一緒に遊びました。雪遊びはいいですね。
- 手作りの雪山は、遊園地にあるそり遊び用の雪山と違って、整地されてないのでバランスを取るのが難しい(どうやったら、バランスを崩さないか、遠くまで行けるか、トライ&エラーできて楽しい)
- いろいろなモノ(定番のビニール袋、米袋、スコップ等)で滑ってみたり、フリースタイルで滑ってみる(前向き、後ろ向き、横向き)のも楽しい
- 雪は自分で形を作れるので、巨大な紙粘土のよう(小さなものを作るもよし、雪だるまに、かまくら、そしてトンネルを通したり)
遊びに行った時は、「春のよう」な気候だったそうで、雪はべちゃべちゃ(雪を握れば形になるけど、スキーウエアや手袋が濡れる)でしたが、それほど寒くなく、楽しく遊べました。
庭できゃっきゃと遊んでいると、隣の敷地で作業していた方から「雪のない所から来た子達だね~」と言われました。そういえば、私が小さい頃は、「子供は外で遊ぶもんだ」という祖母の言葉に背を向けて、こたつでぬくぬくとしていました・・・。
この記事は
DOWAエコシステム 環境ソリューション室
上田 が担当しました