育児休暇というけれど
仕事を休むから「休暇」、育児のために会社を休む=育児「休暇」なんですが、全然休まらない休暇なんです。育児休暇って。
という私も、出産前は育児休暇に「お休み」なイメージを持ち、育児休暇は、“眠る赤ちゃんの隣で、のんびりする”イメージを持っていましたが、現実は違っていました。
- 家にいる時間が長いと、家も汚れるので、掃除をしないといけない
- 赤ちゃんの汚れ物が出るので、毎日洗濯しないといけない
- ご飯も作らないといけない(雰囲気になる)
- 赤ちゃんにはテレビを見せてはいけないというので、テレビも見られない
- スマホも見せない方がいいというので、スマホの操作も控えないといけない
- そもそも、赤ちゃんは寝てくれないし、そばに付いていないと怒るので、そばにいないといけない
さらに、赤ちゃんループに翻弄されます。
<赤ちゃんループ>
泣く→オムツかな?と思ってオムツのおしっこサインを見る→濡れている→オムツを替える→泣き止まない→あれ?お腹が空いているのかなと思って授乳する(ミルクをあげる)→飲みながら寝落ちする→寝落ちしてスグに布団に寝かせると起きるので、しばらく抱っこをする(※)→30分~1時間くらいたってそろそろいいかなと思って布団に寝かせる→起きない→じゃあ、家事をしようかと思った頃に→泣く→抱っこする(振出しに戻る)の繰り返し。
または、布団に寝かせたら起きて、(※)に戻る。
布団に寝てくれたとしても、15分位。家事を始めたり、ウキウキとコーヒーを入れてお菓子を食べようとした頃に、お目覚めになられます(泣)。
1人目は、赤ちゃんループに翻弄され、本当に疲れ果てましたが、2人目は心構えができていた分、心に余裕がありました。このサイクル自体は1人目も2人目も、ほぼ同じですので、見通しって大切です。
それと、眠くて泣く、というカテゴリーがあると分かっていたのも、心に余裕ができた一因です。オムツでも空腹でもなく、体調が悪いわけでもなさそうであれば、眠いのに寝つけなくて泣いていると判断して、あやし続けるしかありません。
泣く子を抱っこして、屈伸運動(縦揺れ)をする、横に揺らしてみる、掃除機をかけてみる(あの音がいいようです)、歩いてみる、踊ってみるなど。日本昔話のオープニングテーマ曲で、入眠するとか、その子なりの必勝パターンを見つけられると、随分楽になります。
赤ちゃんは、寝てくれないので、生後すぐから使える抱っこ紐を使って抱っこをしていました。
ハイハイし始めるまでは、抱っこ紐で抱っこされてくれるので、抱っこさえしていれば家事をしたり、食事をしたりできるのですが、ハイハイし、歩き始めると、自分で動きたいという欲求が生じて、抱っこ紐で抱っこさせてくれなくなり、しかし、一人で遊ばず「ママ見てー」とか、一緒に遊ぶ必要も出てくるので、こちらの意思は全く通らなくなります。なので、抱っこで済むならナンボでも抱っこします。しかも、上の子は4才で16kg、に対して、新生児は4〜5kg。抱っこもそれほど苦になりません。
1人目は、抱っこをすると手首が痛くなり、抱っこひもを使うと肩が痛くなり、辛くて、生後2か月からベビーカーが手放せませんでしたが、今回は抱っこが苦ではなく、上の娘にベビーカーを奪われる事もあり、下の子をベビーカーに乗せたことは1回しかありません。体力が子育てに適応したってことですね。
1人目育児の時は、外出先のトイレにベビーベット・チェアがないと、抱っこしたママはどうしろと?、授乳室がないと授乳できないから外出できないのに!など、色々憤っていましたが、もう、そんな事で怒りません。子連れに対応しているお店がある事を知りましたので、対応しているお店に行きます。または、何とかするしかないし何とかなると思えるようになりました。
1人目の時は産後に、あれもできない、これもできない、と思って悲しくなっていましたが、子どもがいて、行動に制約がでることは織り込み済みな2人目出産。
上の子が1歳を過ぎた頃から、親の意図やその場の状況はお構いなしで(自分の歩きたい方向・興味を持った物に向かって)歩きたい、(自分が興味を持ったものを)触りたいので買い物に行っても外食をしてもご迷惑をかけるばかりで、そもそも、外出の機会が減っていました。
そんな状態と比べると、新生児を連れている方が自由に動け、普段はできない、買い物やランチができました。
この記事は
DOWAエコシステム 環境ソリューション室
上田 が担当しました