フランス旅行ではありません
普段は土壌浄化や調査に関する記事を担当しております、ジオテック事業部の永瀬と申します。
昨年の12月のことですがフランスでの業務を請け、私も同行することとなりました。特に業務上のトラブルもなかったのですが、フランスへの出張は事業部内では珍しかったので記事にしてみます。
まずは成田からシャルルドゴールへ。お客様1名を含めて4名で本業務に当たったのですが、4名のうち2名は関西空港から同空港へ移動して現地合流しました。
13時間のフライトを経てパリの到着時は同日の16時過ぎ(フランスとの時差は8時間なので、日本時間は翌日深夜0時過ぎということです)。まずはパリで一泊し、翌日からさらなる高速列車による移動を経て業務に当たります。
ホテル到着後はとりあえず―――凱旋門へ向かいます。
<写真左:凱旋門 / 写真右:翌日明るくなってから撮った、ホテル傍のサントトリニテ教会>
翌日、業務のため高速列車に2時間以上揺られて現場へ向かい、計3日間かけて業務を実施しました。昼食や夕食の時間もミーティングを重ねてへとへとになりました。
業務について話せることは以上ですが、業務以外についてもご紹介。
■食事
私にとって食事は日本の方が合っていました。基本的に量が多い。日本のフランス料理店のようにお皿にちょっとという感じではありません。
<写真:現地で食べたフランス料理(白身魚のソテー)>
■観光
金曜日、また昼ごろまで業務を実施してからパリに戻りました。翌日土曜日は12時出発の帰国便があり、金曜日の夜は2回目のちょっと自由時間でした。
派手にライトアップされたエッフェル塔を遠くに見ながらコンコルド広場にあるオベリスクを眺め、その後、ちょうどクリスマスの屋台?が立ち並ぶ通りを散策しました。ただ、カメラ電池切れのため残念ながら写真はありません。
■帰国
帰りの便は飛行機の乗り継ぎを予定しました。シャルルドゴールからアムステルダムまで2時間ほどのフライトで向かい、その後、2名は成田へ、他2名は関空へ向かう予定でした。乗り継ぎ間隔は1時間ほど。
ここまで問題なく進んでいたのですが、ここでトラブルに見舞われます。
最初の飛行機が1時間以上遅れました。正直、私はこの時は楽観的に考えていて、まあ待ってくれているだろうと考えていました(今考えるとありえないことですが)。
アムステルダムに到着すると、言葉はよくわかりませんがグランドスタッフ・乗客全員が慌ただしく動いています。そばにいたグランドスタッフにチケットを見せながら話しかけると、通路の先の方を指さしながら「E-5に急いでください!」。
それを横で聞いていた他の乗客の皆様が走り出し、それを見て私も走りだしました。
この時点で他の3人とははぐれています。
乗換時間は30分未満だったと記憶しています。その中で、出国手続きをして飛行機に飛び乗り―――私は何とか間に合いました(どうやら、アムステルダムから成田行きの飛行機も出発が遅れていたようでした)。
そこから約11時間のフライトは疲労もあって往路とは異なり体調が悪くなります。
(右隣りの席に座る、とても大柄で強面の黒人男性が枕をそっと貸してくれたのには感動しました。なお、その方はディズニーのズートピアを鑑賞するような人でした。)
到着時の日本時間は日曜11時ごろ。少しふらつきつつ、荷物を受け取るところでもう1人のメンバーと合流しました。一緒になって預けていた荷物を待ちます。
ここで携帯電話を復活させるとメールが1通届きました。
「関西空港行の飛行機に乗れなかったため、アムステルダムで1泊し、翌日の飛行機で帰国します」という、関空戻りのメンバーからでした。
次に、流れてくる荷物に目を移すとプラカードが流れてきます。
「以下のお客様はお近くのグランドスタッフにお声掛けください―――・・・HIROKI NAGASE・・・」
預けていた荷物は間に合っていませんでした。
荷物は翌日の便に乗り、宅急便で火曜日に届きました。
この記事は
DOWAエコシステム ジオテック事業部
永瀬 が担当しました