世界遺産めぐり
皆様初めまして。新しくエコジャーナル担当となりました清水と申します。
よろしくお願い致します。
海外旅行が好きで(世界遺産があるところ優先で)今までいろんなところを巡ってきました。中国の万里の長城、兵馬俑、マカオ歴史地区や麗江古城、蘇州古典園林、イギリスのストーンヘンジ、バース市街、イタリアのローマ・フィレンツェ歴史地区、ヴェネチア、チェコのプラハ歴史地区、ベトナムのハロン湾等々と挙げたらきりがないですが、そういえば日本の世界遺産はあまり行ったことがありませんでした。
最近?(平成27年7月)新しく「明治日本の産業革命遺産」が世界遺産に登録されたということもあり、良いきっかけだと思い、行ってきましたよ!初めての長崎に。
登録されたのが複合遺産ということで、いくつか登録されている世界遺産の中の端島炭鉱(通称軍艦島)に行きました。
長崎港からクルーズ船に乗り、約30分で軍艦島に到着。船の中ではずっと軍艦島の紹介ビデオを流してくれるため、島上陸前予習もばっちり!
軍艦島は明治から昭和にかけて海底炭鉱によって栄え、島には炭鉱で働く方とその家族が暮らしていました。1916年には日本で初めての鉄筋コンクリート造アパートが建設され、家電も全て最新鋭のもの・・・と生活ぶりは非常に裕福だったようです。
しかし、日本が石炭から石油へエネルギー政策の転換を迎えたことで、1974年炭鉱は閉鎖となり、住民は島を離れることとなりました。その後島は無人島となり、廃墟化が進み、現在の姿となっています。
上陸し、廃墟化が激しい建物たちを眺め、小学校で習った「栄枯盛衰」という言葉はこういうことを意味してるんだなーと感慨深くなったところで、島を後にしました。
世界遺産めぐりの旅行ではありましたが、日本の産業歴史について学ぶ良い機会となりました。今後も日本各地に出歩いてみたいです。
この記事は
DOWAエコシステム 環境ソリューション室
清水 が担当しました