キャンプにハマっています。
自宅から電車とバスを乗り継いで約2時間、山の中のキャンプ場に到着します。
テントは常設されていて、屋根付きのデッキがあり、雨が降っても快適そうです。
隣接する遊園地でダンボやカートやコースター等に乗って、温泉に入って、さっぱりした後に、ランタンの灯の元、テントのテラスでバーベキューをして、食後にスイーツを食べながらのんびりします。
これが、想像以上に、楽しく、ハマってしまいました。なぜ?
空気がおいしいから? 森林のマイナスイオン効果? 年を取ったのか?
色々考えましたが「子供のころ」の追体験だからかもしれません。
私は小学校中学年から中学校まで、子供が主体で行くキャンプに参加していました。 行く先は、水道なし、電気なしの山の中。薪は準備されていましたが、火おこしに必要な枝は拾いました。マッチを外に置きっぱなしにすると、露でしけって使えなくなり、隣の班に借りなければいけなくなったり(マッチは火起こしに必須で貴重なので、隣の班も渋々です)、川の上流で皿を洗うと飲用水が汚れるので、皿を洗う場所は水汲み場の下流側と決めたり、洗剤を使うのをやめようと言い出す班がいて、「それじゃーカレーの皿はきれいにならない」ともめたり。
あの子は威張ってばっかりだから、もう嫌だとか、あの子は手伝いをせずに遊んでばっかりだ、とか、今も昔も自分の感情はそんなに変わらないもので、まさに「三つ子の魂百までも」です。
キャンプ中は火おこしのための枝を拾って来たり、鍋や焦げ付いた飯盒を洗ったり、結構忙しいものの、空いた時間にする、川遊びが一番楽しかったです。上流に川をさかのぼったり、ジャンプしたり、泳いだり。
みんなで竹を切って、割って流しそうめんの樋とそばちょこを作って流しそうめんをしたり、夜は、キャンプファイヤーをしたり、トランプをしたり、と楽しい思い出がたくさんあります。
火が上手く起こせないと、隣の班がおいしそうにご飯を食べている時に、まだ薪と格闘!お腹は空くし、みじめな気持になるので、火起こし技術は必須です。火起こしに焦って新聞紙を使いすぎると、新聞紙を使い果たして、翌日からの火起こしができなくなったり。
雨が降っても雨具を着て野外で火起こしをして、ご飯を食べていたと思います。
確か、キャンプの期間中、ほとんど雨だった年もありました。テントに水が浸水してきて着替えや寝袋が濡れてしまった事もあります。そういう時はどうしていたのか、全く覚えていませんが、大人はあまり手を出さなかったので、誰かに借りたのかもしれません。
そういう、痛い経験をしながら、荷物はビニールに入れておく、マッチと新聞紙はテントに入れる、夜は薪に新聞紙をかけておく、火起こしの方法(薪の並べ方、あおぎ方)などを身に付けていきました。
そんな経験があるから、キャンプ場のテントがデッキの上に立っている(浸水しない)、テントが2重(雨漏れしにくい。しかも結露しない!)、テントの入口にタープと屋根付き、という設備に心躍るのかもしれません。
11月以降は料金が安いのでもっと行きたいのですが、夜、備え付けの毛布では寒そうなので、寝袋を買おうかな。どうせ買うなら、冬でも使える物がいいかな、2つつながる寝袋は広々で快適そうだな、いっそ娘をガールスカウトに入れるのもいいな、と夢が膨らんでおります。
この記事は
DOWAエコシステム 環境ソリューション室
上田 が担当しました