秋田県大館市において太陽光発電を開始
DOWAエコシステム(株)は、秋田県大館市の社有地において太陽光発電を開始いたしました。
太陽光、水力、地熱などの再生可能エネルギーは、一般に資源が枯渇することなく、発電時や熱利用時に二酸化炭素をほとんど排出しないなど環境負荷の少ない優れたエネルギーであり、これら再生可能エネルギーの導入を一層進めることが必要であると考えております。
また、金属鉱山等の事業活動終了(閉山)後における鉱山跡地については永続的に管理していく必要があり、経済産業省により小水力や太陽光発電などの再生可能エネルギー等の導入による長期的な経済的自立が求められております。
こうしたなか、DOWAエコシステム(株)では、所有する鉱山関連施設などを活用し、土壌浄化事業を進めてまいりましたが、平成26年度末、経済産業省による「再生可能エネルギー発電設備を用いた発電の認定」を取得することが出来ましたので、秋田県大館市内に所有する鉱山関連跡地において太陽光発電設備を設置し、平成28年11月2日に発電を開始いたしました。
当発電所での発電量は年間1,561千kWhを想定しており、一般家庭の約350軒分の消費電力量となります。発電した電力は、2012年から開始した「再生可能エネルギーの固定価格買取制度」を活用し、全量を東北電力(株)に供給いたします。
【太陽光発電所の概要】
- 発電所所在地
- 秋田県大館市花岡町
- 設置面積
- 23,571m2
- パネル枚数
- 4928枚
- 発電容量
- 1,306kW
- 最大送電量
- 1,000kW
- CO2削減量
- 891t-CO2/年(東北電力に全量販売)
- スギの吸収量
- スギの木101,316本分のCO2吸収能力に匹敵(※1)
※1 ヘクタールに1,000本の立木があると仮定した場合、スギ人工林1ヘクタールが1年間に吸収する二酸化炭素の量を約8.8トンと推定【林野庁HPより】
DOWAエコシステム(株)は、太陽光を始めとした再生可能エネルギーの導入などにより地球環境保全とエネルギー問題の改善に向けて引き続き貢献してまいります。
この記事は
DOWAエコシステム ジオテック事業部
日野 が担当しました