バイオディーゼル岡山(株) これまでとこれから
1. バイオディーゼル燃料事業について
バイオディーゼル岡山(株)は誕生して4年になる会社で、岡山市と共同で一般家庭、飲食店、製品製造工場などから排出される廃食油を回収し、軽油の代替燃料となるバイオディーゼル燃料(BDF)を製造しています。製造されたBDFはごみ収集車等の燃料として使用されています。
これまでの事業により、廃食油回収量、バイオディーゼル燃料製造・販売量ともに年々数量を伸ばしてきました。
また、岡山市の一般市民からも、毎年一定量の廃食油を回収しています。
2. 地元小学校での出前講座
バイオディーゼル岡山は、2012年秋から地元小学校での出前講座を始めました。きっかけは、廃食油リサイクルの大切さを子供たちに伝えたいという思いからです。本来なら直接現場へ来て・見て・感じてもらうのが一番なのですが、様々な事情によって来ていただけない学校が多いようでした。それならば、私たちが行けばいいんじゃないか! ということで、出前講座がスタートしました。
ある小学校では、授業参観日に合わせて出前講座を実施させていただきました。保護者の方々とも直接お話しさせていただいたところ、大半の方がこの取り組みの事をご存知なく、そのときは残念な気持ちになりました。 しかし、なおさら力を注ぐべきでは!と気持ちを新たに活動に励んでいます。
今の子供たちが成長して大人になった先でこそ、この取り組みの意義・価値が認められると信じています。
3. これから
廃食油回収量の増加に対応すべく、バイオディーゼル燃料の製造・販売数量を伸ばしていくことが一企業としての目標です。数量を伸ばすことにより、自信を持ってお客様(バイオディーゼル燃料利用者)にメリットの出せる価格提示ができます。
地域社会へ真に貢献・還元できる企業となるべく、バイオディーゼル岡山はメンバー一同、これからも前進し続けます。
この記事は
バイオディーゼル岡山株式会社
加藤 が担当しました