インドネシアに行ってきました! その1
〜インドネシアのゴミ事情〜
若手社員の海外研修のため、インドネシアの首都ジャカルタに2週間滞在しました。
研修は東南アジアにあるグループ会社で行われ、私はジャカルタの南方約40kmにある産業廃棄物の最終処理(埋立)を中心に、液処理やリサイクルなどの幅広い環境事業を展開しているPPLi社へ行きました。
インドネシアでのこの研修中に感じた発見や驚きを紹介したいと思います。
●市内で見かけたゴミ事情
まずは、ジャカルタ市内で見かけたゴミ箱について紹介したいと思います。
休日にジャカルタ市内を観光したときに、街中にゴミがあまり落ちていないことに気が付きました。東南アジアへの渡航は初めてだったので、渡航前はなんとなく「町はゴミが落ちていて汚いのでは・・・」と思っていましたが、非常にきれいでした。
よく観察してみると、マナーが良いというよりも、清掃員の数が多く、こまめに清掃がなされているため、きれいな状態が保たれていると感じました。また、観光地では約10mごとにゴミ箱が設置されている場所もありました。(ゴミ箱には、インドネシア語で青:BASAH(濡れた)、黄:KERING(乾いた)と書いてありました。)
ジャカルタでは、清掃局が道路清掃も管轄しているようです。朝の通勤時にも、道路を清掃している人を何度も見かけました。それとは別に、ホテルやビルなどは独自に清掃員を雇っており、敷地内や周辺を清掃しているようです。また観光地でも多くの清掃員が見られました。
観光地で見かけたごみ箱
家の軒下に捨てられたごみ
インドネシアの家庭ごみは、収集され、オープン・ダンピング方式でそのまま埋め立てるのが一般的だそうです。しかし、このような最終処分場などへ運搬される割合はまだまだ低いそうで、最終処分場へ行かないごみは、写真のように街中に廃棄されてしまうのかもしれません。
街中にみられるこういったスペースを見て、きれい好きなのか、そうでないのか、不思議なギャップを感じました。
インドネシアでは、我々が、協力できることはたくさんあると強く思いました。
●匂い(芳香剤)事情
次に、よく見かけた芳香剤についてご紹介します。
ホテルのクローゼット、トイレ、車やエアコンと、ありとあらゆる場所でこのタイプの芳香剤を見ました。袋の中はゼリーの固形物が入っており、袋の上をカットして、机に置いたり、エアコンのそばに吊り下げて使ったりするようです。ホテルのクローゼットには花の香り、トイレにはいちごの香りのタイプが置かれていました。
芳香剤1 芳香剤2
インドネシア人に聞くと、この形状が一般的で、花やフルーツの香りが多いようです。日本では、無香料・消臭タイプが売られていることを言うと、驚いていました。
匂いは、とても甘い匂いがします。インドネシア人は甘いコーヒーやお茶が大好きなので、匂いも甘いものを好むようでした。匂いを消そうする日本人と好みの匂いをつけるインドネシア人。こんなところにも文化の違いがあります。おもしろいですね。
【参考資料】
東京都環境公社ホームページ
『アジア諸都市の廃棄物処理状況(アジア20都市のレポート)インドネシア・ジャカルタ首都特別州』2012
環境省ホームページ
『平成23年度環境省請負調査報告書(平成27年度改訂版)』平成27年度
この記事は
エコシステムリサイクリング株式会社
近藤 が担当しました