作るということ
来年の1月に開催されるバレエの発表会に向けて、練習が佳境を迎えつつあります。
私はOLクラス(大人初心者クラス)なのですが、今回は本科(大人上級クラス)の方と一緒にコールドという群舞を踊ります。コールドは、いわば主役の引き立て役なので全員合わせて踊らないといけません。一糸乱れぬ動きをしないといけないのです。楽曲の時間が長く、振り付けを覚えるだけでも大変なのに、タイミングをそろえて、正しく踊る必要があり、技量不足に練習不足で、ご迷惑をおかけしています。
クラシックバレエは、基本的な動作は型として決まっているので、振り付けもその基本動作の組合せの連続です。上手な方は、腕の通るところが決まっていて、体の向きなどもピシっとしていて、見ていて気持ちがいいのですが、私のようなへたっぴは、型が身についていないし、動作もピシッとせず、覚えるにも要領を得ず、目を覆いたくなる出来栄えです。
型と一言で言っても、1つの瞬間に対して、手は上げるか下げるか両手か片手か、足は上げるか伸ばすか、方向はどっちか、体の向きは、顔の向きは、とざっと挙げても、それぞれ3通りが5組の組合せです。実際には、こういう動きはしない、こういう動きの時の顔はこっち、などある程度の規則性はあるのですが、初心者はそれが身についていないため、情報を精査できずに情報量が多いまま取り組んで、頻繁に脳の処理能力を超えてしまいます。
大人数で踊ると、人と人の間が詰まり「あなたの動きが私の邪魔になる」と言われたり、「あなたがちゃんとしてくれないと、迷惑」というような事を言われることもあり、精神的にキツイ面もあります。そんなピリピリした中でも、笑顔で対応している方を尊敬するとともに、上手な方の踊りを見て、頑張ろうと思います。
バレエの練習に娘を連れて行ったり、家でバレエのビデオを見ていると、娘もバレエに興味を持ったのか、バレエのDVDを見たがったりするので、習わせてみようかなと思ったり、まだ早いかなと思ったり、しています。
発表会に出るため、不妊治療はしばらくお休みですが、娘と過ごすこんな時間もいいなと思ったりもしています。(自分を納得させようとしているのかもしれませんけれども)
この記事は
DOWAエコシステム 環境ソリューション室
上田 が担当しました