土壌に廃棄物が混入している場合の扱いは?
土壌に廃棄物が混入しているケースに関しては、法令、ガイドライン、解説書などに記載がありません。
従って、各社・各自治体によって考え方がバラバラです。リスク回避のためにも是非所管の行政に相談されることをお勧めします。(後々廃棄物処理法違反とならないように、ご注意ください。)
以下に、弊社の基本的な考え方を記載します。
土壌に混入した『廃棄物』は、現場で出来るだけ選別し、減容化した上で、適正に処理をするべきと考えます。一方で『土壌』は、汚染がなければ再利用し、汚染があれば、処理業の許可(4月以降)を持つ施設で適正処理をするべきと考えます。
現場の制約により、分別が出来ない場合には、有害物質の濃度や性状により、廃棄物または特別管理産業廃棄物として適正な処分を行う事が望ましいと考えます。