タイ王国に行ってきました! その2
〜タイ王国の食べ物事情〜
若手社員の海外研修のため、タイ王国のチョンブリー県に2週間滞在しました。
毎日の通勤中だけでも日本では見慣れない風景を多く見ました。あり得ない交差点の状況(信号は?)・道路脇でカード(?)ゲームのようなものをしている人たち(仕事は?)、川で洗濯や沐浴をしている人たち(排水は?)とたくさんの驚きがありました。
■生の蟹を食べてしまいました
そんな驚きの中で滞在中の食事は、朝食はホテルのビュッフェ、昼食は会社の食堂、夕食はローカル料理のレストランでと毎日3食、思う存分タイ料理を楽しむことが出来ました。空芯菜の炒め物やトムヤムクン等全てがとても美味でした。その2週間のうちに出てきた料理の中で、「蟹(しかも生)と青パパイヤのサラダ」というものがありました。まだタイに来たばかりでお腹を壊しては元も子もないという思いで、手をつけませんでした。
しかし滞在最終日に勧められるままついに挑戦! 恐る恐る食べたその川蟹のお味は! なかなかのものでした。ご存知の方がいるかどうかわかりませんが、韓国料理のカンジャンケジャンにとてもよく似ています。
蟹と青パパイヤのサラダ(左側)
食べてから、「この蟹はどこで捕れたもの?」と店員さんに質問してみましたが、「その辺の川だよ!」ととびっきりのタイスマイルが返ってきました。先日ちょうど「その辺の川」の洗濯・沐浴事情を目撃した私が唖然としていると、その店員さんはさらにとびっきりの笑顔で「私は食べないけどね」と言っていました。
幸い、お腹を壊すことはありませんでしたので私の体は強靭のようです。
その辺の川・・・
このように「川の蟹」にも食の安全という環境問題があるとも改めて認識いたしました。こういった問題に対処するためにも我々の職務の重大性を感じました。
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(2010/8〜2012/4 6回シリーズ)
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この記事は
DOWAエコシステム 環境ソリューション室
清水 が担当しました