「エコプロ2017~環境とエネルギーの未来展」展示内容のご紹介(2)〜ゴミはどうなっている?〜
2017年12月7日~9日に開催されました、「エコプロ2017~環境とエネルギーの未来展」での展示から廃棄物処理事業-1 「ゴミはどうなっている?」パネルを説明いたします。
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※全ての展示パネル内容は過去記事よりご覧ください。
カタログに載らない話 2018年 1月号
■ゴミはどうなっている?
日本では一年間で4億3,700万トン(※1)のゴミが出ています。そのうち、3億9,300万トンはモノを生産する、建物を建てる、家畜を飼うなどの事業活動に伴い発生したゴミです。これを「産業廃棄物」といいます。
残りの4,400万トン(※2)は家庭などから出るゴミです。これを「一般廃棄物」といいます。
※1 産業廃棄物の排出及び処理状況等(平成26年度)について(環境省)
※2 廃棄物の比重を1として計算した場合
※3 一般廃棄物の排出及び処理状況等(平成27年度)について(環境省)
工場などから出るゴミ(産業廃棄物)について
産業廃棄物の約半分はリサイクルされていますが、リサイクルが難しいものもあります。
<例>
- 医療機関などで使用された感染の恐れがある医療器具
- 塩酸や硫酸など皮膚を溶かしてしまうもの
- PCBなどの体に有害なもの
- 爆発や発火する危険があるもの
もちろん、リサイクルが難しいからと言ってどこかにほっておくわけにもいきません。リサイクルが難しい有害で危険な産業廃棄物も安全な状態に変えることができれば問題は解決します。DOWAエコシステムは、これを有害で危険な産業廃棄物を焼却処理することにより、安全な状態に変えています。
この記事は
DOWAエコシステム 環境ソリューション室
清水 が担当しました