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難処理廃棄物も受入可能な西日本有数の処理拠点
~エコシステム山陽株式会社のご紹介~

今回は、エコシステム山陽株式会社の処理内容について紹介します。

エコシステム山陽株式会社では、ロータリーキルン方式の炉を2炉所有し、年間約18万トンの廃棄物の中間処理を行っている、西日本有数の廃棄物処理会社です。
大量の廃棄物を処理することはもちろんのこと、処理することが困難な廃棄物を多く受け入れ、処理を行っています。

■処理することが困難な廃棄物の処理

エコシステム山陽で受け入れている、処理をするのが困難な廃棄物の一例を紹介します

廃棄物 荷姿の例 処理方法
単独に処理しなければならない廃棄物や、医療系廃棄物 ポリドラム・ファイバー(紙)ドラム・一斗缶など 直投ラインにて、直接炉に投入
反応性が高い液体廃棄物、臭気が強い液体廃棄物など、単独で処理しなければならない液体廃棄物 ドラム缶やコンテナ 直噴設備にて、ポンプで吸い出して単独で炉内に直接送り込み処理を行います。また専用のタンクを2基有しており、ローリー車での受け入れ、単独処理をすることも可能です。
粉塵が舞ったり、粉塵爆発の可能性のある粉体廃棄物 フレコン 粉体処理設備にて、窒素で圧送しながら、キルン内に送り込み処理を行います。
ガソリン等の引火点が低い廃油(危険物第4類危険物第一石油類) ドラム缶 一石処理設備にて炉内へ安全に直接送り込み処理を行います。
弗酸や燐酸といった強酸 ローリー 中和処理設備にて、消石灰により中和処理し、中和殿物は焼却処理を行います。
処理に許可又は認定・実証試験が必要な有害物質
PFOS 平成22年10月1日よりPFOS含有廃棄物は環境省のガイドラインに従った処分が必要となります。エコシステム山陽ではPFOS含有泡消火剤の処理実証試験を行い、ガイドラインに定められた基準99.999%を満たしていることが確認されましたので、PFOS含有消火剤の処理を開始しました。
POPs 廃農薬など、POPs含有埋設廃棄物を、安全・確実に処理することができます。分解率は99.999%以上です。
ダイオキシン類 燃え殻・煤塵のダイオキシン類の濃度が3ng-TEQ/g以上の廃棄物を処理しています。
フロン フロン類破壊業の許可を取得し、フロン回収破壊法に則した適切な処理を行います。分解率は99.99%以上です。
重金属類 水銀・カドミウム・鉛・六価クロム・砒素・シアン化合物等の特別管理産業廃棄物の処理業の許可を有しています。
エコシステム山陽の許可品目一覧
産業廃棄物
特別管理産業廃棄物
微量PCB汚染絶縁油によるPCB汚染物 微量PCB専用の処理炉を建設中で、2011年10月1日から営業開始予定です。

■エコシステム山陽のその他の特徴

【DOWAの環境情報システム 「DONUTS」】

エコシステム山陽では、難処理廃棄物も受け容れられる優れた焼却技術だけではなく、DOWAグループが独自に開発したDONUTS(DOWA-Network Ultimate Traceability Solutions)という情報システムにより、遵法・物流管理・トレーサビリティ管理・電子マニフェスト管理の徹底を図っています。

【バーコードシステムの導入による徹底管理】

さらにエコシステム山陽ではバーコードシステムを導入し、現品管理(ドラム缶1本毎、コンテナ1体毎の管理)を徹底しています。

【リサイクルへの取り組み】

またエコシステム山陽株式会社ではリサイクルの取り組みも実施しています。

  • 燃え殻のリサイクル(セメント材料、路盤材材料)
  • 飛灰に含まれる金属を抽出・リサイクル(金属抽出)
  • 五塩化アンチモンの再生(三塩化アンチモン→五塩化アンチモンへの再生)
  • 廃棄物の入っていたドラム缶を洗浄し再利用
  • 廃棄物に混入している鉄屑を回収・リサイクル

【積み替え保管地】

その他、吉ヶ原倉庫(岡山県久米郡美咲町)、備前倉庫(岡山県備前市)、岡山市中継所(岡山県岡山市)の3箇所に積み替え保管地がありますので、エコシステム山陽が定期修理等で廃棄物を受け入れられない期間も廃棄物の引き取りが可能です。


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【お問い合わせ先】

〒708-1523
岡山県久米郡美咲町吉ヶ原1125

TEL:0868-62-1346
FAX:0868-62-1345

この記事は
エコシステムジャパン
栗原 が担当しました

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