ほたる
6月中旬。ほたるを見に行った。
明るい時間から広場でほたる祭が始まる。
吹奏楽や太鼓が会場を盛り上げ、ビール、やきとり、やきそばなどが飲めや食えやと腹を満たしていく。
20時にもなるとほどよく暗くなってきて、ほたるの光がちらほらみえてくる。
祭の会場からすこし離れ、車のライトも外灯もない川沿いにほたるの群れを見つける。その幻想的な無数の光は見る人々を圧倒し、心を洗う。
川沿いには手作りの小さなせせらぎがあり、子供が自然と触れ合えるよう田螺などが放ってある。とんぼの里と銘打ち、町内全体で自然環境を守る努力が伺える。
日本の風物詩、ほたる。
世界に誇れるものとして、後世にも受け継いでいきたい。
アイドリングストップ、ごみの持ち帰り、当たり前のことだけど、ともすれば忘れがちなことが沢山ある。
祭りの熱気に冷静さを吹き飛ばされないように気をつけたい。