エコ関連物資の貨物ダイヤが新設されます
3月14日と言えば、鉄道ファンにはお馴染みのダイヤ改正の日です。
来たる平成27年3月14日のダイヤ改正の最大目玉は、「北陸新幹線」で、東京から金沢まで約2時間半、富山まで約2時間で行けるようになります。
実はこの3月14日は、旅客列車だけでなく、貨物列車もダイヤ改正をしている日で、大きな書店では「貨物時刻表」が発売されています。
実は平成27年3月14日の貨物列車ダイヤ改正の目玉の一つが、東京~大館の「エコ関連物資列車」の新設です。
大館・小坂地区は鉱山時代からの選鉱・製錬技術を活かし、リサイクルや土壌浄化、廃棄物処理を複合的に行い、北秋田エコタウンの中核をなしています。大館・小坂地区への輸送は従来トラック輸送が主でしたが、「輸送も環境に優しく」をモットーに、徐々に鉄道へのモーダルシフトを進めてきました。
近年は、CO2排出量削減などの地球環境対策や長距離トラックドライバー不足などもあり、トラックから鉄道輸送へ切り換えを加速し続けた結果、エコ関連輸送では初の貨物列車が新設される事となりました。
■使用しているコンテナ
貨物列車新設により、1日当たり400トン、1ヶ月当たり10,000トンのリサイクル原料や廃棄物などの鉄道モーダルシフトが可能となり、概算で年間約14,000トンのCO2削減となります。
ここで、リサイクル原料や廃棄物が、お客様の工場から大館小坂地区のリサイクル・産廃施設へどのように鉄道輸送しているかをご紹介します。
■鉄道輸送のフロー
DOWAエコシステムは、今後もモーダルシフトへの取り組みを続け、CO2排出量削減による地球温暖化防止に貢献して行きたいと考えています。
【関連リンク】
日本貨物鉄道株式会社ホームページ
平成27年3月時刻改正 新しい輸送サービスのご案内
この記事は
DOWAエコシステム ロジスティクス事業部
廣田 が担当しました