1分でわかる資源循環・リサイクル
DOWAホールディングス(株)の企業理念は、
「地球を舞台とした事業活動を通じ、
豊かな暮らしの創造と資源循環社会の構築に貢献する」です。
DOWAエコシステム(株)の企業理念は、
「資源循環を通じて持続可能な社会への貢献を目指します」です。
資源循環とは、何なのでしょうか?今回はこの資源循環に焦点をあてます。
壊れた家電や乗り潰した車などの行方を皆さんはご存知でしょうか?
確かにそのままでは使えなくなってしまいましたが、それでもその中に様々な有価物が含まれていますし、資源のかたまりでもあります。
それらの有価物や資源を取り出して再利用する、これが資源循環、リサイクルなのです。
使用済の家電(廃家電)は家電リサイクル法、廃車は自動車リサイクル法、その他の廃棄物も様々な法律に基づいて処理されています。
リサイクルはメーカー、集荷業者、解体業者、中間処理業者、最終処分業者など、様々な業者がそれぞれの役割を果たすことで成り立っています。
回収され、分別され、分解され、解体・破砕され、製品の原料となりえる品質にし、製品原料として製錬や精製された後に、製品として生まれ変わります。
その過程で、資源としてリサイクルできないものは燃料代替として活用します。熱を回収し、工場の蒸気として利用したり、発電を行ない売電している工場もあります。
リサイクルの結果、金や銀などの貴金属をはじめとした「資源」は様々なモノの原料として再利用されることで循環しています。
もしこのリサイクルの事業がなければ、最終処分場がいっぱいになって捨てる場所がなくなるだけでなく、貴金属などの資源(原料)が枯渇し、新しいモノがつくれなくなってしまう恐れもあります。
「きちんときれいに最後まで」をモットーにDOWAグループは、22元素を回収する技術を開発し、資源をとことん循環させるために、いろいろな取り組みをしています。
DOWAグループは、この循環分野のリサイクル事業を通じて、豊かな暮らしの創造と持続可能な社会づくりに貢献しています。
この記事は
DOWAエコシステム 海外事業推進部
蔵石 が担当しました