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リスクのクスリ

塩化ビニルモノマーの分解

Q.塩化ビニルモノマー(以下VC)って分解できるの?

A.

当社鉄粉は分解できます。

−塩化ビニルモノマー(VC)について

VCは、地下水環境基準として平成21年に地下水環境基準に追加されました(環境省告示第79号)。

VCの地下水汚染はテトラクロロエチレン(以下PCE)やトリクロロエチレン(以下TCE)といったドライクリーニングや脱脂工程等に使用される脱脂溶剤により地下水汚染が生じているサイトで確認されます。元々VCを使っていないサイトでも、地下水中のPCEやTCEが微生物によって還元分解され、副次的に生成している例があります。

−VCは、土壌浄化用鉄粉で浄化が可能

さて、当社は土壌浄化用鉄粉E401等を利用して、これらVOC汚染サイトの浄化に取り組んでいます。VCは、土壌浄化用鉄粉で浄化が可能です。

右のグラフは密閉容器中にVCが溶解した水と普通の鉄粉、VCが溶解した水と土壌浄化用鉄粉E401を入れたときの、VC濃度の推移を示したものです。普通の鉄粉を添加した場合には、VC濃度に変化はありませんが、土壌浄化用鉄粉E401を添加した場合にはVCが時間の経過に伴って分解され減少していく様子が一目瞭然です。
また、同様の効果を当社透過反応壁(PRB※1)鉄粉でも確認しています。

−浄化工法

汚染土壌に対しては、土壌浄化用鉄粉を直接土壌に混合してVCを含むVOCを浄化します(DIM法※2)。
また、地下水汚染に対しては、地下水用に開発したPRB鉄粉を用い、鉄粉の層を汚染地下水下流域に構築して汚染地下水を浄化し、汚染の拡散防止を行なっています(PRB※1工法)。

※1 PRB:Permeable Reactive Barrierの略
※2 DIM:Direct Iron Mixingの略

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