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e.コラム

自転車レーン その1

温室効果ガスの排出量削減策の1つとして、日常的な交通手段として自動車利用から自転車利用への転換を促進する考えが打ち出され、自転車利用環境整備に対して支援がなされているそうです。
私は、自動車を保有していないので、自転車と電車が主な移動手段となります。

自転車は基本的に車道を通行しなければなりませんが、法で定められた条件を満たしている場合に限り、歩道を通行することもできます。

<普通自転車の歩道通行可能要件>

  • 児童(6才~12歳)、幼児(6歳未満)が運転する場合
  • 70歳以上の方が運転する場合
  • 「自転車通行可」の道路標識等がある歩道を通る場合 など

「自転車通行可」で、自転車用と歩行者用とゾーン分けがされた歩道であっても、歩道を通行する場合には、徐行をして、歩行者の妨げるときには一時停止しなければなりません。

「基本的には車道を通行しなければならない」ので車道を通るのですが、すれすれに追い越されたり、路上駐車車両を追い越す時に隣の通行帯にはみ出さざるを得なかったり、タクシーがお客さんを乗せるために急に目の前で止まったりと、なかなか難しい所も多くあります。

安全で快適な自転車利用環境を早期に創出するために、国土交通省と警察庁によって検討委員会が開催されたり、東京都も東京都の自転車走行空間整備についての検討を行ったりと、検討もなされています。

出所:東京都ホームページ「東京都自転車走行空間整備推進計画


そこで今回は、街で見かけた自転車道・自転車レーンについて、今までに撮りためた写真を紹介します。

■自転車道・自転車レーン(片側一方通行)

ここは、対面通行なので自転車道ですね。

自動車との間がガードレールで区切られていると、路上駐車中の車やトラックを追い越す必要はありませんし、タクシーが急に前で止まることもありませんので、安心して走行できます。

ここは、交差点にもガードレールがあります。
こうすると、自転車は2段階右折するしかないので、安全にもつながると思います。

高架下にも自転車道が。高架下をくぐる時、車に追い越されると風の影響か、道幅の影響か、車がすぐ近くをすり抜けていくように感じて怖いので、ガードレールで区切られていると安心して走行できます。

ここは、ガードレールのある個所と、ない箇所がありました。自転車道と自転車レーンのマリアージュですね。
ガードレールがないにしても、色が塗られていると、視覚的にわかりやすくて、ありがたいです。

この自転車マークの標示は、私の生活圏内で一番多く見かけます。
分離帯も何もありませんが、車に対して「邪魔だと思うけど、自転車は車道を通行しないといけないんだからね」と伝えていただくこと自体、ありがたいと思います。

たまに右側通行をしている自転車がいて、自転車同士のすれ違いで危ない時があるので、左側通行と明示するのもいいと思いました。

次回は、自転車歩行者道と海外の自転車レーンについて、ご紹介します。

参考リンク
国土交通省ホームページ
安全で快適な自転車利用環境創出の促進に関する検討委員会

東京都ホームページ
東京都の自転車走行空間整備

e-govホームページ
道路交通法

(自転車道の通行区分)
第六十三条の三 車体の大きさ及び構造が内閣府令で定める基準に適合する二輪又は三輪の自転車で、他の車両を牽けん引していないもの(以下この節において「普通自転車」という。)は、自転車道が設けられている道路においては、自転車道以外の車道を横断する場合及び道路の状況その他の事情によりやむを得ない場合を除き、自転車道を通行しなければならない。
(罰則 第百二十一条第一項第五号)

(普通自転車の歩道通行)
第六十三条の四 普通自転車は、次に掲げるときは、第十七条第一項の規定にかかわらず、歩道を通行することができる。ただし、警察官等が歩行者の安全を確保するため必要があると認めて当該歩道を通行してはならない旨を指示したときは、この限りでない。
一 道路標識等により普通自転車が当該歩道を通行することができることとされているとき。
二 当該普通自転車の運転者が、児童、幼児その他の普通自転車により車道を通行することが危険であると認められるものとして政令で定める者であるとき。
三 前二号に掲げるもののほか、車道又は交通の状況に照らして当該普通自転車の通行の安全を確保するため当該普通自転車が歩道を通行することがやむを得ないと認められるとき。
2 前項の場合において、普通自転車は、当該歩道の中央から車道寄りの部分(道路標識等により普通自転車が通行すべき部分として指定された部分(以下この項において「普通自転車通行指定部分」という。)があるときは、当該普通自転車通行指定部分)を徐行しなければならず、また、普通自転車の進行が歩行者の通行を妨げることとなるときは、一時停止しなければならない。ただし、普通自転車通行指定部分については、当該普通自転車通行指定部分を通行し、又は通行しようとする歩行者がないときは、歩道の状況に応じた安全な速度と方法で進行することができる。


上田 この記事は
DOWAエコシステム 環境ソリューション室
上田 が担当しました

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