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5分でわかる!DOWAエコシステムの廃棄物処理

今回は、DOWAエコシステムの廃棄物処理事業について紹介します。

廃棄物処理とは、廃棄物=不要なもの、を処理することですが、その処理方法は様々あります。
分別してリサイクルしたり、細かく砕いて燃料として利用したり、発酵させてバイオガスといった燃料を作ったり、肥料にしたり、焼却したり、溶融したり、処分場に埋め立てたり、です。
こういった処理法のうち、DOWAエコシステムは、産業廃棄物・特別管理産業廃棄物の焼却・溶融・埋立に強みを持っています。

なぜ焼却する必要があり、焼却した後はどうなるのでしょうか。

私たちの身の回りにあるたくさんの製品のおかげで、私たちは便利で快適な暮らしができています。でも、そういった製品を製造する過程で、ごみが発生します。製品を使い終わっても、ごみになります。リサイクルできるものはリサイクルされますが、有害物質を含むものはどうでしょうか。

有害物質を含む廃棄物の処理に当たっては、生活環境の保全を図る事が重要であり、有害物質が環境中に拡散するリスクを最小化する必要があります。

では、どうしたらいいのでしょうか?
その答えが焼却にあります。

■DOWAの焼却処理

800℃~1,000度で焼却し、発生する排気ガスを処理することにより、重金属などの有害物質を安定な状態にすることができます。重金属は安定な状態であれば、安全に管理することができます。揮発性有機化合物や農薬などの有機化合物は高温で焼却することによって、二酸化炭素などに分解することができます。

写真は、エコシステム千葉の2号炉です。この2号炉は、ロータリーキルン方式の焼却施設としては世界最大級の規模のものです。

また、下図はエコシステム千葉2号炉の処理フローです。
廃棄物を燃やすのは、ロータリーキルンの部分です。
2次燃焼炉以降は全て排ガス処理施設です。
焼却後の燃え殻にも有害な物質が含まれていますが、高温燃焼により安定な化合物形体になっています。これにさらに薬剤を加えて安定化した後、管理型処分場に埋立・管理されます。セメント原料として再利用されることもあります。

処理工程では、安定した燃焼により排ガスに含まれる塩化水素(HCl)や硫黄酸化物(SOx)や窒素酸化物(NOx)など、酸性雨や光化学スモッグの原因物質の発生を抑制しています。排ガス処理工程では、急冷によりダイオキシンの発生を抑制し、中和や触媒を用いて確実に排気ガスを無害化した後に、大気へ放出します。

また、廃棄物処理法だけでなく、様々な法律を守る必要もあります。

DOWAエコシステムは、施設等のハード、施設を運転するノウハウと言ったソフト、遵法等、お客様や近隣住民の皆様に安全で安心していただけるよう、独自に廃棄物管理システムを構築し運用した上で、グループで年間47万トンの特別管理産業廃棄物を含む廃棄物を焼却して、みなさまの豊な暮らしを静脈の面から支えています。

この記事は
DOWAエコシステム 環境ソリューション室
上田 が担当しました

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