DOWAエコジャーナル > カタログに載らない話 記事一覧 > ジオプローブ®導入により、タイでも世界標準の土壌・地下水調査が可能になりました

カタログに載らない話

ジオプローブ®導入により、タイでもより早く・より正確に・狭い場所で、土壌・地下水調査が可能になりました

Waste Management Siam(WMS)は、タイで環境総合サービスを実施している、DOWAエコシステムの子会社です。産業廃棄物の処理やリサイクルをメインに事業を行っておりますが、土壌・地下水汚染対策についても注力しています。

タイでは、日本の「土壌汚染対策法」のような土壌・地下水汚染に関する法律はまだありません。しかし、人々の環境意識の高まりや企業側の環境配慮などから、法整備に向けた取り組みが行われており、2015年を目処に法制化が進む見込みです。
そこで、弊社では土壌・地下水調査に有効なボーリングマシン(Geoprobe66DT)を導入しました。

このGeoprobe®(ジオプローブ®)は米国製(Kejr Engineering Inc.)で、環境調査に特化して作られたものです。世界で1,930台が普及しており、日本国内でも100台近くのマシンが導入され、土壌・地下水汚染の調査や対策などで広く使用されています。
しかし、タイではまだ導入実績が少なく、全部で2台しかありませんでした。弊社で導入したマシンが民間では初めてのものです。

これまで、タイではロータリーボーリングによる削孔・試料採取が一般的でした。ロータリーボーリングでは、土壌試料の撹乱やコンタミ(土壌試料の混合)が起こることがあります。また、井戸を設置する場合に通常のPVCパイプを使いますので、接続部分が外れて閉塞してしまうこともありました。

その点、Geoprobe®の専用ツールはASTM(American Society for Testing and Materials)の規格やアメリカEPA(Environmental Protection Agency)の規格に準拠したものであり、Geoprobe®の導入により世界標準の環境調査が実施可能になりました。
耐久性の高い井戸が設置でき、観測井戸の寿命が確保できるだけでなく、接続部分が外れる事による有害物質の溶出といった心配もありません。

Geoprobe®は、以下の特徴があります。

  • 打撃式サンプラーによる、撹乱・コンタミのない土壌試料採取が可能
  • 地下水採取や井戸設置も専用ツールを使って短時間で実施可能
  • 世界標準の施工方法・資材で実施可能。
  • 建屋内や狭小域での施工が可能。
  • 施工期間が従来方法(ロータリーボーリング)の1/3~1/2で済む。
  • 泥土の排出が少なく、環境負荷が小さい。
  • 自走式であるため安全性・作業性に優れている。

WMSでは、新規の用地取得の際の土壌・地下水調査や工場内の観測井戸の設置はもちろん、汚染対策についてもご提案、施工致しております。
まずは弊社までご連絡ください。

お問い合わせ先

【タイ】 ESBEC
松浦 +66-85-488-0600(携帯電話)
【日本】 ジオテック事業部
小泉 03-6847-1232

この記事は
ESBEC(タイ)
松浦 が担当しました

※ご意見・ご感想・ご質問はこちらのリンク先からお送りください。
ご氏名やメールアドレスを公表する事はありません。

▲このページの先頭へ