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リスクのクスリ

白い防護服について

テレビで見かける白い防護服の名前は何と言うか御存知ですか?

答えは、「タイベックスーツ」、または「タイベック防護服」。
タイベックは「Tyvek」、アメリカデュポン社の登録商標です。

タイベックスーツは、ポリエチレン繊維から生まれた不織布で出来ており、軽くて、丈夫なので作業性がよく、管理区域での作業において「使い捨て用」として使用されます。

タイベックスーツは、放射線から身を守るものではなく、放射性物質を含む粉塵などが直接身体に触れないようにするためのもので、ケミカルテープなどで手袋や靴の目止めをすることにより、放射性粉塵等が直接皮膚に付着するのを防ぐことができます。放射性粉塵等の付着を防ぐには防護服の着用だけではなく、マスク、ゴーグル、手袋なども適切に着用しなければなりません。

防護服着用イメージ

当社でも、アスベスト対策工事やダイオキシン対応の調査現場や工事現場などにおいて「タイベックスーツ」を着用することがあります。アスベストやダイオキシンの場合でも、目的に応じてきちんと保護具着用しないと有害な化学物質に直接触れたり、吸引してしまい健康を害することになりかねません。

防護服・手袋・長靴は、通気性がなく熱がこもるので暑くなります。マスクを装着すると息苦しくなり、熱もこもります。真夏に防護服・全面マスクを装着して作業をする際には、作業時間を短くしたり、腰に送風機をつけて作業服内に風を送る等の対策が必要になります。
一般の方が「タイベックスーツ」を購入することはまず無いと思いますが、入手の必要が生じた場合、「タイベックスーツ」の名称で調べてご購入ください。ちなみにインターネット等で調べると安いものだと1着2,000円程度のものからもあります。

装着・脱衣は注意しないと作業中に隙間から有害物質が混入し“防護”できなかったり、脱衣の際に外側についた有害物質を脱ぐときに触ってしまったりする恐れもありますので、十分注意してください。

来月は、現場安全衛生計画の作業ゾーンの設定についてご紹介します。


この記事は
ジオテクノス株式会社
土肥 が担当しました

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